新年の決意として"100$/monthの副収入を達成する"を挙げてみたけれど、アクションを起こさなければ目標達成はできないので、どうアプローチするのか考えてみようと思う。

まずは制約について。僕は会社員なので日中は仕事がある。また継続的に仕事と関係ないことを勉強したいとも考えている(今はCourseraで勉強しているし、Courseraで5つのクラスでCertificateを取ることも新年の決意の一つに含まれている)。なので、サイドプロジェクトに費やす時間は一日当り二時間までにしようと思う。『小さなチーム、大きな仕事』の中にも「制約を受け入れる」という章がある。

「私には十分な時間も、お金も、人脈も、経験もない」と嘆くのはやめよう。少なければ少ないほどよい。制約は見方を変えれば武器である。資源が制限されると、それでなんとかしなければならなくなる。そこには無駄の余地はなく、創造性が求められるのだ。

囚人が石鹸やスプーンで作った武器を見たことがあるだろうか? 彼らは手に入るものだけで目的を果たす。誰かを刺すべきだなんて言っているのではないが、創造性を持つことで驚くべき結果を得られるだろう。

僕もこの考え方に倣おうと思う。

それと『小さなチーム、大きな仕事』と言えば「副産物を売る」に書かれていることも参考にしたい。

何かを作る時、実は何か別のものも生まれている。決して生まれてくるものは一つではないのだ。どんなものにでも副産物がある。すぐれた洞察力を備え、創造的なビジネス・マインドを持った人は、こうした副産物に注目し、チャンスを見出すのだ。

材木業界は、かつて捨てるだけだったおがくずや、チップ、細かな木々を売り、かなりの収益をあげている。こうした副産物は、暖炉の丸木や、コンクリート、接ぎ木、パーティクルボードや燃料など、様々なところに見られる。

僕はプログラマなので、仕事の副産物としておがくずが出ることはないけれど、大きなプログラムの副産物として小さなプログラムが出てくることはままある。また仕事の一貫として文書を作成することもあるけれど、仕事に特化していない箇所の記述を副産物として公開することができるかもしれない。副産物として世に出し得るものについて意識的になりたい。

ルーチンについて話を戻そう。まず、毎日二時間の制限の中でサイドプロジェクトを進める。僕はprivate twitterと呼んでいる自作スクリプトで自分のアイディアをメモしているので、そこに目を通す。昼間の仕事の副産物として使えそうなものもアイディアとして追加する。そのようにして作られたアイディアのリストから有望なものについてPDCAを回す。とりあえずは、こういう風にしてやってみよう。