Play Framework 2.1.x で “play run” が指定した設定ファイルを読んでくれない現象に遭遇した。具体的に言うと、次のようにしても dev.conf が無視される。

$ play "run -Dconfig.resource=dev.conf"

これが “play start” のときに同じ指定をすると有効になるのだから、訳が分からない。Stack Overflow で尋ねてみたところ config.resource ではなく config.file を試してみてはどうかと言われた。これは上手くいった。次のようにするのである。

$ play "run -Dconfig.file=conf/dev.conf"

正直な所、なぜ config.resource が無視されて config.file だと指定通りに動くのかよく分からない。上記の Stack Overflow で回答した方が示してくれた Play Framework のコードスニペットへのリンクも、あまり関係ないように思える。

他にもこの件でハマった人がいるようである。

NOTE: At the time of writing (Play 2.0.2) I can’t get config.resource to work when starting app in dev mode (using play run). Instead one can use config.file which, if using a relative path, points to project root: play -Dconfig.file=conf/prod.conf run

注意: 執筆時点の Play 2.0.2 では config.resource を開発モード (play run) で有効にすることができなかった。その代わり、config.file で設定ファイルを相対パスで指定できる。 “play -Dconfig.file=conf/prod.conf run” のようにするのだ。

何にせよ、不可解な挙動だと思う。