意見を述べるためのコストを上げる話

  • ブログ記事にコメント欄が付いていると、記事に対する批評を書きやすくて便利
  • Twitter の返信ボタンのおかげで、他人の Tweet に反論をしやすくて便利

…そう考えていた時代が僕にもありました。

気軽に意見を言える仕組みを用意すると、気軽につまらない発言をされるようになって不便だと思うようになった。例えばブログ記事にコメント欄を付ける代わりに、メールアドレスを公開するのはどうだろうか。メーラーを立ち上げて反論を書いて投稿する、という一連の作業はいかにも面倒だと思う。でも、そういう面倒なことをしてでも著者に伝えたいことがあるのであれば、それは傾聴に値すると思う。

(追記) つまらない発言をされる、って表現はよくないかもしれないな。誰かの癇に障るような語彙や表現を使ってしまったときに、前後の文脈を読まないで脊髄反射的に反応されることを「つまらない発言」と書いた。 (/追記)

確かに、つまらない発言をし合うのが楽しい間柄、みたいな関係もあると思う。でも、そういうのって内輪でできればいいだけの物だから、なにがしかの閉じた SNS であったり、Skype や LINE みたいなメッセンジャサービスだったり、そういうのでできればいいのではないか。

なんてことを考えた。

サイドプロジェクトのためのルーチン

新年の決意として"100$/monthの副収入を達成する"を挙げてみたけれど、アクションを起こさなければ目標達成はできないので、どうアプローチするのか考えてみようと思う。

まずは制約について。僕は会社員なので日中は仕事がある。また継続的に仕事と関係ないことを勉強したいとも考えている(今はCourseraで勉強しているし、Courseraで5つのクラスでCertificateを取ることも新年の決意の一つに含まれている)。なので、サイドプロジェクトに費やす時間は一日当り二時間までにしようと思う。『小さなチーム、大きな仕事』の中にも「制約を受け入れる」という章がある。

「私には十分な時間も、お金も、人脈も、経験もない」と嘆くのはやめよう。少なければ少ないほどよい。制約は見方を変えれば武器である。資源が制限されると、それでなんとかしなければならなくなる。そこには無駄の余地はなく、創造性が求められるのだ。

囚人が石鹸やスプーンで作った武器を見たことがあるだろうか? 彼らは手に入るものだけで目的を果たす。誰かを刺すべきだなんて言っているのではないが、創造性を持つことで驚くべき結果を得られるだろう。

僕もこの考え方に倣おうと思う。

それと『小さなチーム、大きな仕事』と言えば「副産物を売る」に書かれていることも参考にしたい。

何かを作る時、実は何か別のものも生まれている。決して生まれてくるものは一つではないのだ。どんなものにでも副産物がある。すぐれた洞察力を備え、創造的なビジネス・マインドを持った人は、こうした副産物に注目し、チャンスを見出すのだ。

材木業界は、かつて捨てるだけだったおがくずや、チップ、細かな木々を売り、かなりの収益をあげている。こうした副産物は、暖炉の丸木や、コンクリート、接ぎ木、パーティクルボードや燃料など、様々なところに見られる。

僕はプログラマなので、仕事の副産物としておがくずが出ることはないけれど、大きなプログラムの副産物として小さなプログラムが出てくることはままある。また仕事の一貫として文書を作成することもあるけれど、仕事に特化していない箇所の記述を副産物として公開することができるかもしれない。副産物として世に出し得るものについて意識的になりたい。

ルーチンについて話を戻そう。まず、毎日二時間の制限の中でサイドプロジェクトを進める。僕はprivate twitterと呼んでいる自作スクリプトで自分のアイディアをメモしているので、そこに目を通す。昼間の仕事の副産物として使えそうなものもアイディアとして追加する。そのようにして作られたアイディアのリストから有望なものについてPDCAを回す。とりあえずは、こういう風にしてやってみよう。

Functional Programming Principles in Scala

ビデオ講義を全て観終わったので、これから今週分の課題に取りかかることにする。

内容とは関係ないけれど、最初は Functional Programming Principles in Scala を周りのプログラマに布教して、みんなで一緒にやろうとしたけれど、あまりノリノリになってくれる人はいなかった。 @ujm が少し興味を持ってくれているくらいかな。彼は仕事でもScalaを書いているしプログラマとして優秀だから、色々とアドバイスをくれたりもする。助かる。

B'zのライブジム in Vancouver

行ってきた。すごくよかった。まさかカナダでB’zのライブを観れるとは。嬉しいのう嬉しいのう。

前職の同僚であるところの @mechiko ともたっぷり話した。彼女は想像以上のB’z充であった。

50代の給与

なぜこんな記事を読んでしまったのか…

50代に入っても上がらない年収、思うように増えない銀行口座の残高。お金の不安は止まりません。

50代に入ったら年収が上がると思う方がおかしいのではないか。

「若いときには給料が少なくても、中高年になると“後払い分”も含めて給料が上がる」。現在40~50代前半のサラリーマンは、そうした暗黙の了解のもとで、ライフプランを考えてきたはずです。

その暗黙の了解は崩れるべきだと思うので、方向性は間違っていないのではないか。

JVM のメモリ設定

sbtの設定 scala-kaigi1-sbt デフォルトのメモリの設定だと足りなくなって落ちる 公式ドキュメントに書いてあるように、以下の設定をちゃんとしておいたほうが良い CMSClassUnloadingEnabled MaxPermSize 実際のところ、ぼくのsbtよくメモリ不足っぽいメッセージを残して死ぬ。 $ sbt run していたところを: $ play run -Xms512m -Xmx1024m とするようにしてみた。 $ sbt run と $ play run は、Play Frameworkを使う限り同等なのかすらよく分かってない。-Xms と -Xmx の違いはヒープサイズの 最小 と 最大 ってことらしい。 Get started with java JVM memory (heap, stack, -xss -xms -xmx -xmn…) - Avri Blog -Xmx : max heap size (ex: -Xmx1024) -Xms : min heap size. [Read More]

Scala for the Impatient

Scala for the Impatient』を読んでいて、今ちょうど真ん中くらいまで来ているんだけど、これはかなり素晴らしい本だと思う。分量的に薄いんだけど、中身は全く薄い気がしないし、各チャプターのエッセンスを掴めている気がする。

Coursera

Courseraで勉強するモチベーションは知識の獲得であり、修了証明を得ることではないんだけど、自分が題材をきちんと理解しているか計るために成果をスコアリングしてもらうっていうのは意味のあることだと思う。ちなみにCourseraのAlgorithms Part1に関しては、Discussion Forum内で「なぜ修了証明が出ないのか」というスレッドがそれなりに盛り上がっている。 “Why No Certification? (なぜ修了証明が出ないの?)“というスレッドでこんな議論がされている。 インストラクター 「Sorry, it’s Princeton University policy not to provide certificates or credentials. (Princeton Universityの方針で修了証明は出せないんだ)」 学生 「But here we do not claim the certificates from Princeton. Just a regular Coursera certificate with teacher’s credentials and a course score. (いや、Princetonから証明を出して欲しいわけじゃなくて、講師の署名がついたCourseraの修了証明とクラス全体のスコアが欲しいんだ)」 って感じになっている。話が噛み合っていない。 少し眺めてみたところ、確かにPrinceton Universityの講義は全て修了証明とスコアが出ないようになっているようだ。もっと調べてみると、現在Courseraにクラスを提供している大学群の内、修了証明が出る大学と出ない大学は次のように別れているらしい。 修了証明が出る大学 University of Illinois at Urbana-Champaign | Coursera École Polytechnique Fédérale de Lausanne | Coursera Stanford’s Free Online Courses University of Michigan | Coursera University of Pennsylvania | Coursera University of Toronto | Coursera University of Edinburgh | Coursera University of California, San Francisco | Coursera Georgia Institute of Technology | Coursera (Courseraの修了証明ではなく、大学そのものから修了証明が発行) Duke University | Coursera 修了証明が出ない大学 Princeton University | Coursera Rice University | Coursera (ただし、ユーザの許可があれば第三者にスコアを開示することも可能) 修了証明に関する記載がない大学 University of Virginia | Coursera Johns Hopkins University | Coursera California Institute of Technology | Coursera University of Washington | Coursera このようになっていた。大学運営に関する政治的な要素を強く感じた。 [Read More]

Coursera の Algorithms

そういうわけで、Algorithmsを受講していて、昨日初めて第一週のプログラミング課題をsubmitしたのだが、採点結果が20点前後であった…。提出された課題は自動テストにかけられて、テストの成否の比率でスコアがつくらしい。

すなわち、「やったー! 動いたー!!」と思ってsubmitしてからが本当の勝負であり、テストを一つ一つ潰していってようやく合格ラインに辿りつくようである。昨日は最終的に86点までスコアを上げられた。まだ上げられるだろうけれど、もう既に第二週の講義と課題が出ており、3日後には第三週の講義が始まるので、もうここらで終了することにしようと思う。はー…。

ちなみに第一週の課題はこんな感じ:

ビザ

ワーキングホリデーのビザが後13日で切れるんだけど、temporaryの就業許可はまだもらえていない。つまり、あと13日以内にこれがもらえない限りは、カナダから出ていかざるを得ない。カナダからの退去を強いられているんだ!

面倒くさいから、早く就業許可欲しいんだけど、許可が出なかったらそれはそれで波乱含みの人生で面白いかもしれない。